吉澤ひとみ氏のひき逃げ事件を法的に解説…保釈金300万円は相場なのか?

元「モー娘。」の吉澤ひとみさんが、保釈されましたね。

保釈金に注目が集まりましたが、300万円と言う事で決着がつきました。

しかしそもそも、保釈金って何なのでしょう?

今回は、保釈金について整理して行きたいと思います。

◆吉澤ひとみ氏のひき逃げ事件

日本中に衝撃が走ったのは、2018年9月6日のこと。

「モーニング娘。」の元メンバーで、現在はママタレとして活躍する吉澤ひとみさんが、ひき逃げ事件を起こしたと言うのです。

しかも、呼気からは1リットル当たりの基準値0.15ミリグラムの、実に4倍近い0.58ミリグラムのアルコールが検出されました。

これは、酒気帯び運転のレベルでもかなり高い数値です。

健康なイメージの元アイドルが起こした悪質な事件として、メディアで大きく報じられるのは致し方ないことでしょう。

◆保釈金とは?

吉澤ひとみさんは9月6日に逮捕され。16日が拘留期限でしたが、更に10日間、期限が延長されました。

酒量や事故後の供述が二転三転したため、取り調べに時間が掛かったのです。

そして9月26日、無事(?)に起訴され、27日に保釈。

保釈とは、起訴された被告人が「逃亡や証拠隠滅の恐れがない場合」に限り、裁判所の判断で認められるものです。

この際に必要となるのが「保釈金」。

本当に被告人が逃げ出さないための担保の意味合いがあります。

借金で担保をとられる場合、借金を返せば、担保も戻って来ますよね?

保釈金も同じで、有罪だろうが無罪だろうが、判決が確定したら返金されます。

◆保釈と仮釈放とは違うの?

保釈と似たような言葉に「仮釈放(かりしゃくほう)」がありますね。

しかし、両者はまったく似て非なるもの。

「保釈」は刑事被告人拘置所から一時的に解放されることですが、「仮釈放」は受刑者刑務所から刑期満了前に釈放されることです。

“なんで刑期が来る前に逃がしちゃうの?”

と思ってしまいますが、受刑者が刑務所内で反省している場合は、「一般社会において更生させることが適切」という考えが根拠となっています。

一方、保釈の意味合いは、仕事など社会人としての立場の継続や裁判の準備、懲役刑となるまでの時間の有効活用などです。

◆保釈金300万円は相場なのか?

「被告人が逃げ出さないための担保」である保釈金なので、あまり金額が低いと、担保としての効果が薄くなります。

保釈金は被告人の経済状態や事件の性質を決められますが、一般人の相場は150万円~300万円と言われています。

お金持ちや芸能人など有名な人は、もう少し高額になるケースもありますね。

薬物事件では、酒井法子さんや清原和博さんが500万円、ASKAさんが700万円でした。

詐欺など経済事件は高額になり、羽賀研二さんが2000万円、小室哲哉さんが3000万円。

ホリエモンは最終的に6億円となっています(゚д゚;)

吉澤ひとみさんの300万円という金額は、一般人の上限金額ですね。

有名人とは言え第一線は退いており、現在は一児の母であることなどが考慮されたのでしょう。

◆まとめ

誤解されやすいですが、保釈金を支払ったからと言って罪が償われた訳ではありません。

罪が償われるのは、裁判で確定した刑を終えたとき。

そして被害者の方に損害賠償をして、謝罪の気持ちが被害者の方に伝わったときとなるでしょう。

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